サラリーマン節税
源泉徴収票の見方と控除漏れの見つけ方
最終更新日:2026年4月8日
免責事項:本結果は一般的な税制情報に基づくシミュレーションであり、個別具体的な税務相談ではありません。 推定節税額はあくまで概算です。最終判断は税理士にご相談ください。
この記事でわかること
- ✔ 源泉徴収票の各項目の意味と確認ポイント
- ✔ 控除漏れを見つけるための5つのチェック項目
- ✔ 源泉徴収票を使って過去の還付申告を行う方法
源泉徴収票の各項目の読み方
毎年12〜1月に会社から渡される源泉徴収票には、その年の給与所得・税額・各控除の適用状況が記載されています。
| 項目名 | 内容 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 支払金額 | 年収(税込み) | 残業・ボーナス含む全額か確認 |
| 給与所得控除後の金額 | 給与所得 | 空欄なら年末調整未完了 |
| 所得控除の額の合計額 | 全控除の合計 | 漏れている控除がないか確認 |
| 源泉徴収税額 | 天引きされた所得税 | 少ないほど還付の可能性 |
| 社会保険料等の金額 | 厚生年金・健康保険等 | 実際の引き去り額と一致するか |
| 生命保険料の控除額 | 生命保険料控除 | 空欄なら申告漏れの疑い |
| 住宅借入金等特別控除 | 住宅ローン控除 | 金額が正しいか確認 |
控除漏れを見つける5つのチェック項目
- ① 生命保険料・地震保険料控除:証明書を提出したのに「0円」になっていないか
- ② 扶養控除:16歳以上の家族が漏れていないか(子ども・親を確認)
- ③ 配偶者控除・配偶者特別控除:配偶者の所得がある場合は正確に入力したか
- ④ 障害者控除:障害者手帳を持つ家族や要介護の親が漏れていないか
- ⑤ 住宅ローン控除:初年度は確定申告が必要(年末調整では対応不可)
⚠️源泉徴収票の「所得控除の額の合計額」が少ない場合は控除漏れの可能性があります。各控除項目の欄が空欄になっていないか確認しましょう。
過去の源泉徴収票を使った還付申告
控除漏れが見つかった場合、過去5年分まで遡って還付申告ができます。必要なのは対象年の源泉徴収票と控除証明書です。
- 過去分の確定申告書をe-Taxまたは税務署で入手
- 源泉徴収票・医療費領収書・保険料控除証明書を準備
- 更正の請求(申告済みの修正)または期限後申告として提出
- 還付金は申告から1〜2ヶ月で振込される
✅退職した会社の源泉徴収票は退職後も発行請求できます。紛失した場合は前職の会社の経理部門に連絡しましょう。
よくある質問
Q. 源泉徴収票をもらっていません。会社に請求できますか?
A. はい。会社には源泉徴収票を発行する法的義務があります。退職後でも交付を求めることができます。もし会社が対応しない場合は税務署に相談できます。
Q. 源泉徴収票の数字が間違っている気がします。どうすれば?
A. 会社の経理担当者に確認し、誤りがあれば訂正してもらいます。年末調整のやり直しや確定申告での修正が必要になる場合があります。
まとめ
- ▶源泉徴収票の「所得控除の合計額」が少ない場合は控除漏れを疑う
- ▶生命保険料控除・扶養控除・障害者控除の記載漏れが特に多い
- ▶過去5年分は還付申告で取り戻せる。源泉徴収票と控除証明書を準備して申告